言えません(-_-;)。
思っているけど言えません(-_-;)。
こんなこといっぱいありますよね。小4の息子でさえも、帰ってきて「〇〇君にいじわるされて、ばかやろう!なんでそんなことするねんって言ってやろうと思ったけど。」とお友達との関係で、いろいろな思いをしています。
「で、そう思ったことを相手に伝えたの?」と聞くと「言えるわけないやん」と実に大人な回答…。
思ったことを言わないんです。
きっと想像力が高いのでしょう(笑)こんなこと言ったら相手が嫌な気持ちになる。こんなこと言ったらまたいじわるされるetc.
そんな子だから、おとなしくて、とても優しくて、我慢強い男に育っています。
大きくなればなるほど、『言えない』ことが増えていきます。それは成長だから悪いことではないはず。でも、強いストレスになって、人間関係が億劫になって、外に出たくなくなるほどなら、良いことだねとは言えません。
関係性で素直に自分の感情や思いを表現するのはとても難しいこと。でも、何度かやってみて失敗してみると「なぁんだ、そんなもんか。自分の素をそのままに出しても嫌われないじゃん。みんな普通に仲よくしてくれるじゃん」と素のままの自分を受け入れることができるようになってきます。
お花を生ける時も、最初はドキドキ、この場所にこんな長さのお花入れてうまくまとまるかな…。こんな色のお花どうやってほかのものと合わせよう…。葛藤の連続です。でもお花の場合はやってみると「意外にステキ」「けっこうイケてる」とハッピーな気持ちになることがほとんどです。
フラワーアレンジメントの良いところは、
お花が何も言わない!
勝手に自分で「良い作品ができた!」と感じることができる!
癒される
だんだんと解釈の幅が広がってくる!
直接的にフラワーアレンジメントが人間関係を解決しますか?と聞かれればノーですが、間接的には解決していくように感じます。フラワーアレンジメントは心でお花の配置を考え現実のカタチに仕上げていく行為。
人間関係は心で相手の気持ちを考えて行動で築いていくもの。
フラワーアレンジメントで楽しむ時は、お花は物を言わないので、勝手に自分が「合う・合わない」「ステキ・いまいち」と判断をしながら作品にして、仕上がりを客観的に自分で「ステキ」と思う行為なので誰にも害はありません。だからこそ普段は慎重でおしとやかなタイプの人でも大胆にはじけた作品を思う存分に楽しむことができます。
人間関係も、相手を思う気持ちはとても大切だけれど、それ以上に大切なのは実際に相手と向き合って本音でつきあってみること。相手を思う気持ちが強ければ、そう簡単に関係性が壊れることはありません。何度もお花をいけていると、時には思い切ったアイデアや発想が浮かぶもの。関係性でも、同じことです。
お花に触れていると、やってみよう!行ってみよう!伝えてみよう!いろんな気持ちが刺激されて心が解放されるのがわかるでしょう♪「心花塾」開催します。
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