お花を生ける時、多くの人は無意識に『このお花とこのお花、合うかなぁ・・・。』と配置に悩んだり配色に悩んだりします。これって、日常生活では、○○さんと○○さんって一緒のグループにして合うのかなぁ?なんでこの人とは合うのにこの人とは合わないのかなぁ…。ちょっとした人間関係の悩みにも似ていることに気づくことがわかります。
これが不思議なことにお花を生ける時なら、『合わないかもしれないけど一緒に入れてみよう!入れてみたら意外とうまくいくもんだな!』と、肯定的に自分の選択をとらえられることが多いのです。
一方の日常生活で悩みの種になる人間関係では、行動より先に相手の気持ちを考えすぎてしまって「こんなこと言ったら○○って思われるかな。」「きっと相手はこう思うだろう」といった考え方のクセがあるため、なかなかいつもと違う行動はとりにくいものです。
相手を思いやること、相手の気持ちを考えることは、人間関係においてはとても大切な姿勢です。大切なことだと教えられて育ってきました。
こんなやりとりをしたことがありませんか?
親「そんなこと言ったら〇〇ちゃんはどう思うの?」
子「○○ちゃん、ごめんなさい」
相手がどう思うのかを考えさせ続けられた結果、関係性に強いストレスを感じるようになってしまった人も多いのでは?
でも、本当は人の気持ちなんてわからなくても良いと思いませんか?本当は相手がどう思ったかなんて教えてもらわない限りわからないのだから。
相手のことを思ってかけた言葉が、うまく伝わって、喜んでいるように見える。
相手のことを思ってかけた言葉が、あまりよくなかったのか、何か言いたげに見える。
あの人との関係は上手くいっていると感じるのも自分、あの人とはうまくいっていないなと感じるのも自分。
意外と腹を割って話すと「あれ?この人ってこんな風に考える人だったの?」と聞かなきゃわからないことが山ほどありますよね?
お花どうしが合うか合わないか考える時、すべては自分の主観です。仕上がりを客観的に眺めても、ステキに生けられた!満足!な気持ちを持つのはあなた自身です。
相手の気持ちを考えられることは素晴らしいけれどストレスを生むほどになるくらいなら、ちょっと人の感情や表情に鈍感になってぼんやりとした眼鏡で世界を見つめてみても良いのでは。。
お花はおとなりの花と合っているか合っていないか、そこに咲くことに不平不満を言いません。ただそこにあるだけ。世界をどう見るのか、「美しい」とみるのか「いまいち」とみるのか、すべてはあなたの心が決めること。
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