京都・滋賀でフラワーアレンジメント・フラワーセラピーを習うなら、お花の教室フロー・デ・リー

えっ？フラワーセラピーでカゴを編むのん？？？

みなさんの第一声には戸惑いや驚きが感じられます。

らせんのデザインは自然界で蜘蛛の巣や竜巻、ツル性の植物に見られる現象に代表される創造性と大きな関わりがあります。一方向の円運動を繰り返しながら、気づけば風になりうねりとなり、大きなパワーとなるらせんは芸術の言葉では創造力の源と解釈されます。誰の心の中にでもある「伸びたい」「成長したい」「生み出したい」といった気持ちの原点とも言えるメッセージにアクセスするためにぴったりのらせんデザインをテーマ「成長のために必要なこと」とし、成長欲求に刺激を与えるワークを楽しみました。

単純だけど法則に基づいた作業を繰り返し行うことで、心の中の「クリエイティブディレクター」を起こして、創作意欲に火をつけます。最初は指示通り、言われたことを形にしていくだけの単純作業が、「ん？ここをひねってみたらどうかな？」「ここから立ち上げたらかっこいいんじゃない？」と心の声が聞こえてきて徐々に私だけの世界観に没頭する創造的な制作に変化していきます。使用する素材もくねくねと意のままに扱えるものを選んでいるので、創造の力を加速させます。単純作業から生まれたクリエイティブな花カゴに焦点を定めてお花を生けることで、柔軟な視点を養います。伸びやかに、華やかにお花を生けて完成させました。

デザインと色彩は作り手のメッセージを鑑賞者に届ける芸術の言葉。その言葉の解釈には世界に共通する成長のメッセージが存在します。花と共に成長メッセージに触れることで元気が出たりやる気が湧いてきたり伸びるきっかけにつながることが感じられます。癒しはもちろん、より良く伸びていくために、元気が湧いてくるフラワーセラピーを提案しています。